自分でストレッチをする際に「どのくらいの強さでやればいいの?」「効果のある頻度ってどれくらい?」「マッサージとストレッチの違いって何?」と疑問に思ったことがあると思います。


結論から言うと、『心地よい範囲で』『週に3回でも十分に効果あり』『マッサージはほぐす、ストレッチは可動域をよくする』になります。


本編でそれぞれについて解説していきます。


ストレッチには大きく分けると静的ストレッチ(動きを伴わずゆっくり伸ばすストレッチ)と動的ストレッチ(準備体操や反動をつけて行うストレッチ)があります。この記事では、静的ストレッチについてお話します。

  • 【記事監修】


    礒野 由希子

    ストレッチトレーナー/タイ古式セラピスト

    ストレッチ専門店で10年以上勤務し、2021年に銀座・新富町にパーソナルストレッチ専門店 tONE BY tONE -トーンbyトーン- を立ち上げました。

    パーソナルストレッチとタイ古式マッサージを組み合わせたボディコンディショニングをご提供しています。


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ストレッチは痛くないと効果がない? いきなり強すぎるストレッチは逆効果 徐々に慣れていける強さで

日常のケアとしてストレッチをする際に、強すぎる刺激や速度の速いストレッチは筋肉の反発を招きかえって硬くなってしまうことや、筋肉を傷めてしまうことがあります。とは言え、弱すぎると柔軟性アップに対する効果も弱くなりますのである程度しっかり伸ばしたいところです。


日常のケアとしてストレッチをする場合は、目安として「痛気持ちいいくらい」がベストです。


競技やスポーツで特に可動域を広げたい場合は、徐々に強さを上げ、最終的に痛気持ちいいより10%ほど強くするイメージでストレッチします。この時の注意点は、反動をつけずにゆっくり伸ばすようにします。


実は、ストレッチの感覚(痛み)に脳が慣れることも必要ですので、2~3か月くらいの長期目線でおこなうことが重要です。

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ストレッチとマッサージの違い マッサージで揉みほぐし ストレッチで関節可動域アップ

ストレッチとマッサージの共通する効果は、血液・リンパの循環をよくします。循環を改善することで、痛みや疲労を取り除く効果が期待できます。


マッサージは、何かしらの理由(ケガや痛み)で関節を動かせない方や、局所的にほぐしたい場合に有効です。


一方ストレッチは、広い範囲で筋肉を伸ばしたい場合や関節の可動域を広げる場合に有効です。


マッサージとストレッチの両方できる環境にある場合は、マッサージをして筋肉をほぐしてからストレッチをすると効果的に可動域を改善することができます。

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ストレッチの頻度 週3日で十分効果あり!

ストレッチはどれくらいの頻度ですれば効果的なのか気になりますよね。実は、週3回で十分効果があることが分かっています。


毎日じゃなくてもいいとなると、少しハードルが下がる気がしますよね。多くの研究では、週3回、2か月ほどで柔軟性が増加するというデータが出ているようです。


「ストレッチは20秒~30秒を、2~3セット」ということを目安に取り入れてみて下さい。


例えば、歯を磨きながら小さな台に足をのせてもも裏をストレッチするのもとてもいいです。寝る前に両膝を抱えて、腰のストレッチをしてから寝るのもいいアイディアでしょう。

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セルフストレッチとパートナーストレッチの違い 両者のメリットを使い分けて

ストレッチには、自分でするセルフストレッチとトレーナーなど人に行ってもらうパートナー(ペア)ストレッチがあります。どちらもメリットがありますので、うまく使い分けてもらうといいと思います。


セルフストレッチのメリットは、手軽さ・どこでもできる・経済面で負担がない・強さの調整が簡単などがあげられます。


反面、自分ではどこを伸ばせばいいかわからない・フォームが崩れてしまう・やりやすいところばかりやってしまうといった面が考えられます。


トレーナーなど専門知識がある人にストレッチをしてもらうパートナーストレッチでは、解剖学的にお身体に合ったストレッチを選択できる・フォームを崩さず狙った筋肉をストレッチできる・脱力してストレッチできる・自分ではできない角度や方向へストレッチできるといったメリットがあります。


一方で費用がかかる、お店に行かないとやってもらえない(今は出張サービスも一部ありますが)、といった面が考えられます。


当店でおすすめしているやり方は、週1回お店でトレーナーがかたいことろや自分では伸ばせない部分のストレッチをおこない、週2回自宅でセルフストレッチをしてもらうやり方です。


セルフストレッチを続けるコツはストレッチのメリットを体感することです。「寝る前にここを伸ばしておくと翌日が違う」「週一回ストレッチをしてもらうと自分でもやらなきゃという気持ちになる」などのお声をよく聞きます。

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未来の自分のからだへ 細く長く続けてみて

今日は、ストレッチについて、頻度や強さ、マッサージとの違いと、セルフストレッチとパートナーストレッチお互いのメリットについても少しお話させていただきました。


ストレッチは地味だしなかなか続かないという方も多いと思います。「今のこのストレッチが3か月後、1年後、10年後の自分の身体を変えるんだ」という気持ちで、気長にゆったりと続けてみて下さい。必ず良い方向へいきますよ。


ストレッチに関することやセッションについてご質問などあれば、メールフォームか公式ラインからお気軽にお問合せ下さい。最後までご覧下さり、誠にありがとうございます。それでは、また。

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