広背筋(こうはいきん)はどんな筋肉? デスクワークではかたくなりやすい

広背筋(こうはいきん)は、背中の約60%を覆う面積の広い筋肉で、腕の動きに関与します。


水泳のクロールの腕の動作やテニスのサーブやスマッシュなどでよく使われます。トレーニングでは、ラットプルダウンや懸垂で鍛えることが出来ます。



運動ばかりで使われるかと思いきや、実はデスクワークでもかたくなりやすいです。


パソコン作業中などでは、腕が下がって脇が締まり、手の平が下を向いたポジションが長時間続きがちかと思います。これは広背筋が短縮した状態になります。



かたくなると腕が上がりにくくなったり、肩が内巻きになり猫背や四十肩の原因になる筋肉の一つです。



今日は、広背筋のセルフストレッチをご紹介します。


※四十肩の治療ではありません。担当のお医者さんや理学療法士の方の指導のもと、適切なタイミングで取り入れてみて下さい。

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広背筋セルフストレッチ

寝る前にベッドでも

step1

ダウンロード (7)

step1

① 四つ這いになります。


② 膝を支点に、両足を右にずらします。

step2

ダウンロード (8)

① 左手を右手の前に置きます。


② お尻をかかとの方に下げます。


脇にストレッチ感があればオッケーです。


深呼吸をして、背中を内側から押し広げるとさらにストレッチされます。

20~30秒をできれば2~3セットおこなえるとよいです。

難しければ、1セットでも大丈夫です。


ストレッチは毎日やらないと効果がないと思われがちですが、週に3日でも十分効果があるという研究結果が出ています。


少しづつ取り入れてみて下さい。



お風呂で温めてからストレッチをすることで、筋肉が伸びやすいだけでなく、筋肉のリラックス効果が期待でき睡眠の質もぐっと上がるかも知れませんよ。



今日は以上です。最後までご覧下さりありがとうございました。それでは、また。

  • 【記事監修】


    礒野 由希子

    ストレッチトレーナー/タイ古式セラピスト

    クラシックバレエやダンスの経験から自身のケアとしてパーソナルストレッチを体感。その効果に感動し、ストレッチトレーナー専門スクールとタイ古式セラピストスクールに通い技術を習得。ストレッチ専門店で10年以上勤務した後、2021年に銀座・新富町にパーソナルストレッチ×タイ古式専門店 tONE BY tONE -トーンbyトーン- を立ち上げました。パーソナルストレッチとタイ古式マッサージを組み合わせたボディコンディショニングをご提供しています。


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